2戦連続で表彰台を獲得し、調子が上向きの#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT。ランキングもトップから23ポイント差で5位に位置している。後半戦に巻き返したい。
フリープラックティス序盤は安定しないコンディションだったが車のバランスは良さそうだ。GT500クラスの専有走行では路面コンディションが徐々に向上し、チェッカー直前にアタックした車が上位を占めた。
#8は11位だったが、悲観する内容では無い。レポート

予選は曇りで、ドライコンディションでQ1が始まった。残り2分余りで大津弘樹選手がタイムアタックを行った。
車のフィーリングは良く、2番手のタイムを叩き出しQ2の太田格之進選手につないだ。

太田選手は十分にタイヤに熱を入れて、Q1同様、残り2分余りでタイムアタックを行った。しかし、ここでギアが落ちにくい症状が出てしまい、満足の行くタイムアタックが出来なかった。
明日は7番手からのスタートになるが、表彰台を目指し終盤戦に向けて大量ポイントを獲得していきたい。
「サクセスウェイト50kg、燃料リストリクターが1ランクダウンで挑みました。苦戦するかと思っていましたが、予想より手応えは良くて、予選も上位を狙えると思っていました。大津も2番手でQ1を突破したのでQ2も期待していました。しかし、ギアに少し問題が生じてしまい満足の行くアタックが出来ませんでした。車はスピードがあるので、明日の決勝では期待出来ると思っています」
「自分としては出し切れなかったところがあります。トラブルと言えるものではありませんが、その原因の究明をしています。プレリュード勢が好調な中で7番手というのは不本意ではありますが、悪いポジションでは無いですし、明日のコンディションを考えると追い上げるのはドライよりはチャンスがあると思っているので、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」
「朝から天候が不安定でしたが、予選に向けての車の仕上がりは良かったと思っています。自分が乗ったフィーリングも良かったので、Q1も突破出来ましたし、決勝に向けても更に良いところを伸ばして行ければと思っています」
開幕戦から全戦でポイントを獲得し、前回の優勝でランキングを2番手まで上げてきた#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT。ウェイトも重くなってきたが、このレースでも確実にポイントを重ねていきたい。
フリープラックティスではコンディションが安定しない中、しっかりとタイムを出して4番手でセッションを終えた。

Q1を担当した野尻智紀選手は、安定したパフォーマンスを発揮。4番手でQ1突破。佐藤蓮選手につないだ。
セッティングをわずかに変更して、Q2に挑んだ。

佐藤蓮選手はセッションの残り時間が2分余りのところでタイムアタックを開始。決して満足の行くアタックでは無かったようだが、色々な条件を考えると6番手というポジションは上出来だったと言えるだろう。
決勝は更にポジションを上げて表彰台を狙って行きたい。
「同じぐらいウェイトを積んでいる他車に比べれば良いポジションなので、表彰台を狙えるのではないかと思っています。トップ集団はウェイトが軽いので重いウェイトの集団の中でトップにいる事が重要だと思っています。アクシデントが起こりやすいコースなので、しっかりと最後まで走り切って結果を出したいです」
「ウェイトも重くて、燃料リストリクターもダウンしていて苦戦するかと思っていましたが、予想に反してパフォーンスが良かったです。予選はセッティングが上手く行かず、順位は良いとは言えませんが、十分戦えるポテンシャルがあるので最後までしっかり戦って行きたいです」
「6番手というポジションは悪く無いと思っています。明日の天気がどうなるか分かりませんが、集中して最後まで車をしっかり運ぶ事に重きを置きつつ、アグレッシブに行きたいと思っています」
「Q1からQ2にかけて車を上手く合わせ込めなかったという雰囲気はあります。欲を言えば2列目くらいまでは行きたかったですが、重量もあるので悪く無いポジションだと思っています。明日のコンディションは雨のようですが、最後までしっかり走り切って表彰台を目指したいと思います」
決勝前のウォームアップ走行では路面がところどころ濡れていたが、ドライタイヤで走行する事が出来て9番手のポジションだった。バランスは悪く無さそうだ。何とか表彰台を獲得して、チャンピオンシップを有利に進めたい。
スタートドライバーは大津弘樹選手。路面はまだ濡れた部分があるので、セーフティーカースタートとなった。
3周周回したのち、4周目にスタートが切られた。クリーンスタートで順位をキープしたまま周回を重ねた。
10周目に入ったあたりから300クラスのラップダウン車両が出始めた。
12周目に300クラス車両に引っかかったチームメイトを抜いて6番手にポジションアップ。
次の周にはまた抜かれるものの、次の周は抜き返し、チームメイトとのバトルが続く。

300車両の周回遅れを利用し、上手く順位を上げようとしたが、16周目の馬の背で勢い余ってコースアウトしてしまう。順位は8番手。。
ペースが上がらない大津選手は19周目にもうひとつポジションを落としてしまう。22周目には2つポジションを落としてしまいポイント圏外。チームメイトが26周目の最終コーナーで300クラス車両と接触してしまい、FCY、セーフティーカー導入となった。この時点でポイント圏内の10番手にポジションを戻す。32周目にリスタートが切られたが、大津選手はここでポジションをひとつ落としてしまう。33周目にルーティンのピットインを行い、太田格之進選手に交代。9番手でコースに復帰。。
36周目の馬の背で7番手にポジションを上げる。前車のピットインもあり、37周目には6番手にポジションを上げたが、最終コーナーでコースアウト。無事にコースに戻ったものの、9番手までポジションを落としてしまった。

41周目には8番手にポジションを戻した。50周目を過ぎたあたりでトップの車両がルーティンのピットインを行い、7番手にポジションを戻す。さらに、57周目に前車がスローダウンし、6番手にポジションアップ。
62周目に入ったところで300車両がハイポイントコーナーでコースアウト、ストップしてしまい、FCYが導入された。300車両は自力で脱出出来て、同周回中にFCYが解除、リスタートが切られた。
太田選手はリスタートで上手くいタイミングを合わせ、前車を抜いて5番手にポジションを上げたが、65周目の最終コーナーで300車両に引っかかってしまい、1コーナーで抜かれて6番手にダウン。更にポジションを落としてしまい、69周目には8番手。その後はコンディションにタイヤが合わず、ペースを上げる事は難しかった。79周目には9番手までポジションをおとしてしまい、そのまま順位は変わらず9番手でチェッカーを受けた。
「アンダーステアが出てしまい、全くフロントが入って行かないとドライバーが言っていたのでセッティングがこのコンディションに合わなかったね。なんでそういう症状が出てしまったかは、帰ってしっかり解析する必要があるね。同じパッケージで走っていた17号車も100号車も最後まで良いペースで走れていたので、次回に生かせるように改善していきたいね」
「2人のドライバーは本当に頑張ってくれたのですが、タイヤを上手く使えないようなセットになってしまい、ドライバーには申し訳ないと思っています。次回のオートポリスへ向けては、ウェイトやリストリクターの事を考えると、今回の結果は良い方向に向かうと考えていますので、勝てるように頑張りたいと思います」
「ロングのペースが苦しかったのですが、序盤の一時のペースは凄く良くて、その辺はチームが頑張ってくれたおかげだと思います。悔しい結果ではありましたが、まだ3レースあるので、次回のオートポリスで結果を出してチャンピオンシップ争いに残れるように準備していきたいと思います。応援ありがとうございました」
「自分のスティントの前半は良かったのですが、後半はペースが上がらなくて順位も落ちてしまい、太田選手にバトンを渡す事になってしまいました。一時は上位まで追い上げてくれたのですが、そのあとのペースが良く無くて、非常に苦しいレースになってしまいました。次回のオートポリスに向けて、レースペースを向上出来るように準備して行きたいと思います」
決勝前のウォームアップ走行では8番手のタイムを記録。ここでの順位やタイムは参考になりにくいが、車の仕上がりは良さそうだ。路面はまだ濡れているところがあるものの、全車ドライタイヤを装着。セーフティーカー先導によるスタートとなった。

3周周回したのち、4周目にスタートが切られた。クリーンスタートで順位をキープしたまま周回を重ねた。
10周目に入ったあたりから300クラスのラップダウン車両が出始めた。12周目に300クラス車両に引っかかってしまい、チームメイトに抜かれてしまう。ここでポジションは7番手。翌周には抜き返すものの、更に翌周にはまた抜かれてしまう。300車両を上手く利用した野尻選手は、17周目にポジションを6番手に戻す。

しかし、26周目の最終コーナーでコントロールを失った300クラスの車両が前を横切り、避け切れなかった野尻選手は接触してしまい、車両を大きく壊してしまう。走行を続けることは出来ず、リタイヤとなってしまった。ペースが良かっただけに残念な結果となってしまった。次戦に向けて巻き返しを図りたい。
「車の速さもバランスも良くて、野尻は燃費走行までして蓮につなぐ作戦だったのですが、クラッシュで終わってしまいました。しかし、こんなことで沈んでいても仕方ないので、オートポリスで勝ちを狙って行きたいね。ライバル達はみんな重くなっているので、そう考えると有利だと思います」
「野尻は良いペースで走っていたのですが、300クラスの車両がコントロールを失って前に出てきてしまったのを避け切れず、接触してしまいました。これは不運だったと言うしかありません。上位でチェッカーを受ける事が出来るパフォーマンスを持っていただけに残念ですが、次のオートポリスではウェイトやリストリクターを考慮すると良い条件で走れると思うので、しっかりと準備を進めて確実に結果を出して行きたいと思います」
「残念ながら第6戦の結果はリタイヤとなってしまいました。私の走行中にクラッシュに遭ってしまい、最後まで走らせる事が出来なかったのは、私が運転していたので私の責任だと重く受け止めています。幸い、身体は何ともないので、応援して下さった方々にはご心配をおかけして申し訳ありませんでした。ポジティブに考えると身体は大丈夫なので次のオートポリスはリベンジが出来ると思いますので、皆さまの応援とともにしっかり走りたいと思いますので、引き続き応援のほど、宜しくお願いします」
「不運にもアクシデントに巻き込まれてしまって、野尻さんは幸いにも無事だったので、良かったと思いますし、まだチャンピオン争いから脱落したわけではないので、オートポリスで勝てるようにしっかりと準備して行きたいと思いますので、引き続き応援宜しくお願いします」
鈴木亜久里監督のコメント
「車のコンディションやセットは悪く無かったと思う。調子が良すぎて行き過ぎた部分があるかも知れないね。期待としては2列目までは行きたいと思っていました。決勝は抜きにくいし、ハプニングが起きやすいコースなので、最後までしっかり走って大量ポイントを獲得して、チャンピオンシップを有利に運びたいね」